山中独自の加飾挽きの技術紹介

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「加飾挽き」
(かしょくびき)
 

山中の轆轤(ろくろ)挽き物技術が、他産地の追随を許さない理由のひとつには、豊富な「加飾挽き」の技術があげられます。

加飾挽きとは、挽き物素地の表面を、鉋やそれに類する刃物を使って加飾する伝統的技法です。その数は40種とも50種とも言われていますが、基本的には筋と称する平行みぞによるものと、うずまき・らせん模様のものがあります。各々の木地師が持つ技術や、微妙な呼吸(秘伝)により、樹種や形状に添った数々の意匠が展開されてきました。それらはまた、器物に対し多様な美感を与えるとともに、実用上、手で持つときの滑りを防ぐ効果 をもっています。

さまざまな加飾挽き