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加飾

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 蒔絵(まきえ)とは、漆面に文様を表わす加飾の代表的な技法の一つです。筆を使い漆で塗物に模様を描き、その上に金粉や銀粉を蒔き付けます。なかには、色漆だけで描く場合もあり、基本的技法として、平(ひら)蒔絵、研出(とぎだし)蒔絵、高(たか)蒔絵があります。平蒔絵は、絵漆で模様を描いて粉を蒔き付け、乾いてから漆で固めて模様だけを磨く技法。研出蒔絵は、粉を蒔き付けて乾かし、全面に漆を塗って研ぎ出します。そして、高蒔絵は、適当な高さに模様を盛り上げて、その上に蒔絵を施す技法です。
 輪島の蒔絵は、文政の頃(1818〜1830)に、会津の蒔絵師で安吉という人物が輪島に来て、その技術を伝え、幕末に浜崎宗吉によって完成されたといわれています。
作業風景
粉蒔きの作業
粉蒔きの作業

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 沈金(ちんきん)は、輪島塗で良く発達した加飾法です。鋭利なノミで塗物に模様を彫り、漆を塗り込み、金箔や金粉などを押し込み模様を表わします。他に顔料を埋めたり、素彫りのままの場合もあります。
 この技法は、享保年間(1716〜1735)に、大工五郎兵衛が、この頃創始したと伝えられており、また、能登門前の曹洞宗大本山総持寺に伝わる「鎗金袈裟箱(そうきんけさばこ)」が輪島の沈金に影響を与えたとも言われています。その後、明和年間(1764〜1772)に城順助(たちじゅんすけ)という人物が、改良工夫を重ねて、現在の輪島沈金の基盤を作ったとか。特に、沈金の名声を高めたのは、点描法という点の大小や彫りの深さをノミの使い方ひとつで加減し、その濃淡によって立体感を表す技法を編み出した、前大峰(まえたいほう 1890〜1977)の功績によるものです。
作業風景
箔置
箔置

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