昭和43年(1968)、第11回新日展に、審査員として出品した作品。 昭和21年(1946)より、これまでの初代徳田八十吉から北出塔次郎に師事。塔次郎の写生的なタッチに影響を受けつつ、五十吉自身世界を求めて活動を再開した。 この作品もその頃のもので、円い皿を羽を広げた孔雀に見立てた大胆な図である。 瑞鳥をモチーフにした作品の多い中、正面より孔雀をとらえた珍しい作品。 孔雀は普通、華に描写されるが、ここでは渋い色で表して、五十吉自身の世界を見せている。
(小松市立博物館)
作家紹介