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| 北前船の起点であり終点であった大坂は、江戸時代には天下の台所といわれ、日本中の多くの物資が集中する商業都市でした。春に大坂をたった北前船は、北に向かう時には米、酒などを積み、北海道で売却、そしてその代金で、昆布や干鰊などを買い込み、秋頃には戻ってきました。一帯の川沿いには、蔵屋敷が建ち並び、問屋や市場でにぎわいました。 |
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昆布のふるさとといえば北海道ですが、現在、真昆布の9割近く入荷するのは大阪市です。江戸時代に西廻り航路が開かれると、北前船に積まれた昆布は、北海道の松前、江差などの港から、大坂に運ばれ、そのルートは「昆布ロード」と呼ばれます。
昆布は、素材本来の味を生かすという上方味のだしとして使われたほか、おぼろ昆布、とろろ昆布などに加工されました。道頓堀や黒門市場には、北海道から仕入れた昆布を加工する工場や販売店が今も数多くあります。
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