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伝統、文化とは何か

 それは成果物ではなく、技術や精神が伝わっていく流れ、運動そのものです。そしてそれは言葉や物語ではなく、身体の所作、動きを通じて伝わってきました。

 その伝達媒体としての動きや振る舞い、作法といった概念を日本では「形」と表現します。我々はこの形こそが伝えるべき当のものであると考えます。

 映像や静止画像、また音声などを記録するだけではなく、師匠の動き、かたちそのものを残す。そのために動きのデータ化が可能なモーションキャプチャ技術を採用しました。意識された動きもそうでない動きも愚直に全てを記録する。そしてそれらのデータを一般の方々や後継者の方々、またその他様々な用途に役立ててもらう。それが我々のメインコンセプトです。

 モーションキャプチャ技術で技の全てを伝えることが出来るとは思いません。しかしそれは従来の映像、音声、静止画像などを補い、将来の様々な活用を可能にする、伝統芸能への一つの有効なアプローチであると考えています。

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