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手捺染型彫刻 手捺染型彫刻画像 手捺染型彫刻(てなっせんかたちょうこく)
で染められた布の模様
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歴史

金沢育ちの小紋柄

 手捺染は、型紙に小さな点を彫り込んでいき、着物を染める際の模様に使います。江戸中期ごろから発達し、武家や町人の裃(かみしも)や熨斗目(のしめ)[礼服]用に使われました。石川県でも文化年間(1800年頃)には、型付職人が14人いたという記録が残っています。
 手捺染は、その後、研究と改良が重ねられ、小柄、中柄、模様の大小などを彫り込むようになり、加賀小紋として現代に伝えられています。明治の後半には、加賀友禅でも手描きと並行して型で染めるようになり、より複雑な型が彫られるようになりました。



特色

一枚の着物に400枚以上の型

 型は一色に一枚、必要なため、加賀友禅の産地として知られる金沢では、一枚の着物を染めるために400枚以上の型を使用することがあります。職人には、何枚もの同じ模様を正確に彫り、染めを何枚か続けて連続模様にしていくための、高度な技術が求められます。
 型紙に使う紙は、伊勢形紙を使用し、模様を彫刻した後、漆で固めたものと、漆で紗(しゃ)と張り固めたものがあります。


手捺染型彫刻について、詳しい情報はこちら
 → 「金沢城下町の暮らし」



●能登上布   ●大樋焼   ●加賀象嵌   ●茶の湯釜
●鶴来打刃物   ●加賀獅子頭    ●竹細工   ●加賀竿
●金沢和傘   ●加賀提灯   ●郷土玩具   ●琴
●三弦   ●太鼓   ●銅鑼   ●加賀水引細工   ●七尾和蝋燭
●手捺染型彫刻   ●能登花火   ●金沢表具


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