直刀 七星剣写 銘 傘笠正峯作之 癸亥年二月日
(ちょくとう しちせいけんうつし めい さんりゅうまさみねこれをつくる きがいねんにがつひ)
昭和58年 1983
長62.2
石川県立美術館
この作品は、作者が古刀地鉄の発達を研究するため、最初に取り組んだ作品で、大阪四天王寺蔵の聖徳太子佩用と伝わる国宝七星剣の写しである。小振り細身の直刀で、切刃造り、丸棟である。鍛えは柾目がかった板目で、刃文は細直刃である。表裏に二筋樋があり、樋の中に金象嵌で星雲文と龍頭を表している。鍛えの美しさと象嵌は見事に当時の技法を解明しており、古代への思いを馳せるにふさわしい作品である。
(石川県立美術館優品図録・石川県立美術館)
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