百万石文化のあらまし百万石の今昔巨匠(故人) 木村雨山 > 友禅訪問着「魚のむれ」

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友禅訪問着「魚のむれ」
(ゆうぜんほうもんぎ「さかなのむれ」)

昭和30年 1955
丈158.5×裄63.5
石川県立美術館
第11回日展

海の中を遊泳する魚の群れと、水の流れにゆらぐ海藻の動きが一体となって画面全体に律動的な新鮮さを与えている。ぼかしや糸目糊を駆使し、肩の部分の魚は小さく、腰から下の魚は大きくして、泳ぐ方向を反対にするなど、図案構成に細かい配慮がなされている。青色のみを基調とするのは雨山作品にはあまり例がないが、それだけに深い海の水の透明感などを表現しようとする作者の意欲が伝わり、作品としても十分な成果をあげている。
(石川県の工芸・石川県立美術館)


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