麻地友禅瓜模様振袖(あさじゆうぜんうりもようふりそで)昭和12年 1937丈172.0×裄63.0 石川県立美術館 第1回新文展 江戸時代後期の加賀のお国染の古い伝統技法を、新しい感覚で現代に生かした、作者の代表作として広く知られている。麻地に臙脂や紫、浅黄、藍を主体とした配色の華やかさの中に、友禅の糸目やぼかしをふんだんに生かした作品である。瓜にコオロギ、チョウ、トンボなどを図案風に構成し、その間に籬を思わせる幾何模様を絞りの技法で表現するなど、新鮮な感覚に満ちあふれている。 (石川県立美術館優品図録・石川県立美術館) |